家庭で使いやすい「救急車使用判断シート」を作ります。簡単に一目で分かるように、色分けもイメージしました。
救急車使用判断シート(家庭用)
区分 | 具体例 | 判断の目安 | 行動 |
---|---|---|---|
赤:すぐ119 | – 意識がない、反応が鈍い – 呼吸困難、呼吸が止まりそう – 胸の強い痛み、脈が取れない – 大量出血 – 強い頭部外傷、交通事故、高所からの落下 – 突然の激しい頭痛、言語障害、片麻痺 | 命の危険がある、時間との勝負 | すぐ救急車を呼ぶ(119) |
黄:迷ったら呼ぶ | – 強い腹痛、吐血・下血 – 発熱(乳児・高齢者)、呼吸器症状 – 打撲や切り傷で歩行困難 – 持病が急に悪化(低血糖、心疾患など) | 自力で病院に行けない場合や症状が悪化しそう | 迷ったら救急車を呼ぶ。付き添いがあれば自家用車での搬送も検討 |
緑:自力で受診可 | – 軽い風邪症状、軽い発熱 – 軽い打撲、擦り傷 – 慢性症状の軽度悪化 | 安定しており、自力で安全に病院に行ける | 救急車は控え、通常の受診で対応 |
使い方のポイント
- 色で瞬時に判断
赤=即119、黄=状況次第、緑=通常受診 - 急変時は迷わず赤
家庭で迷う場合は安全優先で119 - 連絡先の記入
- 家族の連絡先
- かかりつけ医
- 夜間・休日の当番医
をシートに書いておくと安心です。
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