詐欺に対して「逆に仕掛ける」ような言葉や行動を取って相手を出し抜くことは、おすすめできません。その理由は以下の通りです。
1. 危険が大きい
- 相手は個人ではなく、組織的な詐欺グループである場合が多く、逆に脅迫・報復される可能性があります。
- 住所・電話番号・メールアドレスなどが少しでも知られていると、嫌がらせや追加の詐欺被害に発展しかねません。
2. 法的なリスク
- わざと相手を挑発する発言や、会話を録音して無断公開するなどは名誉毀損やプライバシー侵害に問われる恐れがあります。
代わりに有効な「防御・撃退」方法
● 電話・メールの場合
- 一切応じない・切る・無視するが最も安全。
- 不審な内容は必ず証拠を残す(録音・スクリーンショット)。
- 相手からの質問にYes/Noを言わない(音声認証詐欺の防止)。
● 相手を退ける無難な一言例
- 「今すぐ切ります。警察に相談します」
- 「こちらから改めて正規窓口に確認します」
- 「この通話は録音しています」
※これらは事実を告げるだけで挑発せず、法的にも問題ありません。
すぐに取るべき行動
- **警察(#9110)**や最寄り交番へ相談
- 消費者ホットライン(188)
- 金融機関・クレジットカード会社に不正利用の連絡
まとめ
「詐欺師を逆にひっかける」よりも
✅ 応じない
✅ 証拠を確保
✅ 公式窓口に相談
が、最も効果的かつ安全な“逆襲”です。
挑発やからかいは相手を喜ばせるだけでリスクが高いので避けましょう。
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