じゃがいもは炭水化物が豊富で腹持ちも良く、ご飯・パン・麺の代わりになる“主食向き”の野菜です。
調理法を工夫するとバリエーション豊かに主役として楽しめます。
ここではご飯代わり・パン/生地系・麺系・焼きもの系に分けて詳しく紹介します。
1. ご飯の代わりに
■マッシュポテト“ライス”
- 作り方
- 皮付きのまま蒸す or 茹でる。
- 熱いうちに塩・こしょう・オリーブオイルや少量のバターでマッシュ。
- 食べ方
カレー、シチュー、ハヤシライスの“ご飯のかわり”に。
→冷めても温め直してもOK。
■ポテトリゾット
- 1cm角に切ったじゃがいもをオリーブオイルで炒め、コンソメスープで煮る。
- チーズを加えれば米なしでもリゾット風。
2. パン・生地として
■ポテトブレッド
- 茹でて潰したじゃがいも100g+強力粉100g+ドライイースト+塩。
- じゃがいもでふわふわ&しっとり。サンドイッチ用にも。
■ポテトピザ
- すりおろしたじゃがいも+片栗粉大さじ1+塩を混ぜ、フライパンで丸く焼く。
- その上にソース・具材・チーズをのせて再加熱。
- もっちり生地の“グルテンフリー”ピザ。
■ニョッキ
- 茹でてマッシュしたじゃがいも200g+薄力粉80g+卵黄1個+塩少々。
- 成形して塩茹で→トマトソースやクリームソースで。
3. 麺のかわり
■ポテトパスタ
- じゃがいもをピーラーで薄くリボン状にスライス。
- 軽く塩ゆでして、オリーブオイルとハーブで和える。
- もっちり食感が“フェットチーネ”風。
■じゃがいもガレットヌードル
- 細切りにして塩でもみ、水気を切って焼き固め、包丁で細くカット。
- スープや炒め麺風に。
4. 焼きもの・粉もの系
■じゃがいもガレット
- 千切りにして塩・こしょう→フライパンで両面こんがり。
- 具材をのせれば“ピザ風主食”にも。
■ポテトお好み焼き
- すりおろしじゃがいも+キャベツ+卵+少量の片栗粉。
- もちもち&ボリューミーでお腹いっぱい。
■ポテトパンケーキ(ドイツ風)
- すりおろしたじゃがいも+卵+小麦粉少々を混ぜて焼く。
- サワークリームやベーコンと一緒に。
5. そのまま主役に
- 丸ごとベイクドポテト:オリーブオイル・塩をまぶして皮ごとオーブン焼き。バターやチーズで。
- じゃがいもと豆の煮込み:豆や野菜を煮込んだスープに大きめのじゃがいもを入れると“具だくさんシチュー”の主食に。
おいしく仕上げるポイント
- 水分調整
水分を飛ばす(焼く・揚げる)と香ばしさUP。 - 皮ごと調理
皮の香りと栄養を生かす。 - たんぱく質プラス
チーズ、卵、ベーコンなどを合わせると満足感◎。
まとめ
じゃがいもは茹で・焼き・蒸し・すりおろしなど調理幅が広く、
マッシュ→ご飯風、すりおろし→生地、スライス→麺 と形を変えるだけで主食級の料理になります。
まずは簡単なポテトガレットやポテトピザから試すと、手間が少なく食卓の主役にできます。
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