🩺 シニアのシュノーケリングにおけるリスクと対応策
1. 体力・持久力の低下
- リスク:泳ぎ続けると疲れやすい、筋力低下で足がつりやすい。
- 対応策
- 浮力のあるライフジャケットやシュノーケリングベストを必ず着用。
- 長時間続けず、15〜20分ごとに休憩をとる。
- 事前に軽いストレッチで筋肉をほぐす。
2. 心臓・呼吸器への負担
- リスク:冷たい水で心臓に負担がかかる、持病(高血圧・心臓病・喘息など)が悪化する可能性。
- 対応策
- 医師に「軽い水中アクティビティが可能か」事前に確認。
- 水に入る前に体を少しずつ慣らす(急に冷水へ飛び込まない)。
- 呼吸が苦しくなったら無理せずすぐ休む。
3. 耳や鼻のトラブル
- リスク:水圧で耳抜きができない、中耳炎や副鼻腔炎の悪化。
- 対応策
- 潜る深さは浅め(1〜2m程度)にとどめる。
- 鼻・耳に炎症があるときは入水を避ける。
- 必要に応じて耳栓を使用。
4. 体温低下(低体温症)
- リスク:体温が下がりやすく、震えや疲労につながる。
- 対応策
- 夏でもラッシュガードや薄手のウェットスーツを着用。
- 震えが出たらすぐに海から上がり、体を温める。
5. 日焼け・脱水
- リスク:水上での直射日光で強い日焼け、脱水症状。
- 対応策
- 日焼け止め(ウォータープルーフタイプ)を使用。
- 飲み物を用意し、こまめに水分補給。
- 帽子やラッシュガードで肌を守る。
6. パニック・不安
- リスク:水中で器材に慣れず、呼吸がうまくいかないと不安やパニックになる。
- 対応策
- まずは浅瀬やプールで練習して慣れる。
- 1人では行かず、必ずバディ(同行者)と一緒に行う。
- 落ち着いた呼吸を意識し、苦しくなったらすぐ顔を水面に出す。
7. 環境リスク
- リスク:波・潮の流れ、クラゲやウニなどによるケガ。
- 対応策
- 穏やかな場所を選び、海況を事前に確認。
- マリンシューズやグローブを着用してケガを防止。
- 監視員やインストラクターがいる場所を利用。
✅ まとめ
シニアの方でも、無理をせず、浮力確保・休憩・体調管理を徹底すれば安全に楽しめます。
特に「医師への確認」「ライフジャケットの常用」「仲間と一緒に」という3点は必須です。
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