日本国内で購入できる主な「金ETF/ETN」一覧と比較:選び方

日本で購入可能な金(ゴールド)証券商品(特にETF/ETNおよび金連動投資信託)について、銘柄の一覧と信託報酬(コスト)を中心にまとめた比較表です。


日本国内で購入できる主な「金ETF/ETN」一覧と比較

銘柄コード名称構成・特徴信託報酬(年率・税込)備考
1326SPDR®ゴールド・シェア世界最大級の金裏付けETF。金価格に連動。0.4% 日本取引所グループウィキペディア海外運用・円建てで取引可
1540純金上場信託(現物国内保管型)国内に金現物を保管。裏付け型の安心感。0.4% 日本取引所グループ三菱UFJ信託銀行運用
314Aiシェアーズ ゴールド ETFLBMA金価格(円換算)に連動。東証上場。0.22% BlackRockマネー部JPX東証で最安水準
1328NEXT FUNDS 金価格連動型上場投信(NF・金価格ETF)LBMA価格に連動。歴史のあるETF。0.55% NEXT FUNDS年1回分配あり(ただし実質分配金0円)NEXT FUNDS

海外ETFやその他商品も視野に入れるなら

日本の証券会社でも取り扱い可能な海外の金関連ETFも存在します。

  • GLDM(SPDRゴールド・ミニシェアーズ):米国ETF、信託報酬は約0.18%
  • IAU(iシェアーズ・ゴールド・トラスト):金価格を追う米国ETF。
  • GDX(ヴァンエック・ベクトル・金鉱株ETF):金鉱業の株に投資するETF、金価格とは異なる動きあり。

選び方のポイント

  • コスト重視なら:「314A」
    → 信託報酬が圧倒的に安く、長期投資に向く。
  • 実物裏付け型の安心感が欲しいなら:「1540」
    → 国内で金を直接保管している点が魅力。
  • 歴史や知名度、安心感重視で選ぶなら:「1326(SPDR)」
    → 世界的に認知された商品。
  • 日本円ベースで最安・効率重視なら:「314A」
    → 為替リスクなし/コストも低い。

金ETF 投資のメリット

  • 証券口座だけで投資可能、金現物の保管不要
  • 金価格に連動しやすく、流動性が高い
  • 少額から投資可能(1万円以下〜)
  • NISA口座や他の税制優遇制度の利用可

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