被災者の請求チェックリスト:被災者が「どこに」「何を」請求できるか:チェックリスト形式 :フローチャート図解


✅ 被災者の請求チェックリスト

1. 行政(市区町村・都道府県・国)

  • 罹災証明書の取得(必須)
  • 災害救助法による救助(避難所・食料・衣服・医療)
  • 被災者生活再建支援金(住宅が全壊・大規模半壊など)
  • 災害弔慰金・災害障害見舞金(死亡・重度障害)
  • 義援金(自治体・日本赤十字など)
  • 税金減免(住民税・所得税の雑損控除)
  • 公営住宅入居・家賃減免
  • 医療費・介護費の免除/減額

2. 保険会社

  • 火災保険(風水害・火災)
  • 地震保険(建物・家財)
  • 自動車保険(車両損害、水没など契約条件に応じて)
  • 生命保険・医療保険(死亡・入院)

3. 法的請求(場合による)

  • 国家賠償請求(河川・道路・堤防の管理不備)
  • 民事損害賠償請求(隣家のブロック塀倒壊など)
  • ADR・調停(保険金不払いなど)

4. 特例・国際支援

  • 特別立法による追加補償(大震災・大規模災害時)
  • 国際支援・海外義援金(大災害時)

🔄 被災者の請求フローチャート(簡易版)

被災
  │
  ▼
罹災証明書を取得
  │
  ├─ 行政へ請求
  │     ├─ 生活再建支援金
  │     ├─ 弔慰金・見舞金
  │     ├─ 義援金
  │     └─ 税・住宅・医療の減免
  │
  ├─ 保険会社へ請求
  │     ├─ 火災保険・地震保険
  │     ├─ 自動車保険
  │     └─ 生命・医療保険
  │
  ├─ 法的手段(必要に応じて)
  │     ├─ 国家賠償請求
  │     ├─ 民事損害賠償
  │     └─ ADR・調停
  │
  └─ 特例・国際援助
        ├─ 特別立法による支援
        └─ 国際機関・赤十字

このように 「罹災証明書」→「行政」+「保険」+「必要なら法的請求」 の流れで行動すると、被災者は請求できる範囲を漏れなくカバーできます。

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