不動産鑑定士の世界:”不動産鑑定士”になる>独立後:月次案件進捗管理表

月ごとの案件進捗表と連動させた管理表を作成します。
これにより、月初に案件の締切・提出日・アポ予定・進捗状況を一目で把握でき、日別行動計画と連動させることが可能です。


不動産鑑定士 独立後:月次案件進捗管理表(例)

案件名案件タイプターゲット優先度面談日評価書提出日現状進捗次アクション備考
案件A担保評価〇〇銀行2/62/10面談済み、作成中評価書完成・送付補正確認要
案件B相続評価△△税理士 → 個人顧客2/72/12ヒアリング済み、資料準備中評価書作成・提出土地権利確認要
案件C小規模売買中堅不動産会社2/82/14面談予定資料作成類似事例整理要
案件D公共補償自治体都市計画課2/92/20入札準備中書類整理・入札参加過去事例参照

🔹 管理表活用方法

  1. 月初に更新
    • 案件ごとに「面談日」「提出日」「現状進捗」を入力
    • 優先度順に色分け(例:高=赤、中=黄、低=青)
  2. 日別タスクと連動
    • 例えば、火曜日に案件Aの評価書作成、木曜日に提出、金曜日にフォロー
    • 日別行動表のタスクをこの表の「次アクション」に書き込む
  3. 進捗管理
    • 「現状進捗」を毎日更新 → 作業漏れ防止
    • 「備考」に注意点や確認事項を記録
  4. 週レビュー
    • 土曜日または日曜日に週次レビュー → 次週優先案件を確認・調整

🔹 日別行動表との連動例

  • 案件A(金融機関担保評価)
    • 月曜:資料整理・優先度確認
    • 火曜:アポ取り・資料送付
    • 水曜:面談
    • 木曜:評価書作成・補正
    • 金曜:提出・フォロー
  • 案件B(相続評価)
    • 月曜:資料整理
    • 火曜:アポ取り・電話確認
    • 水曜:ヒアリング
    • 木曜:評価書作成
    • 金曜:提出

このように案件進捗表に「面談日・提出日・次アクション」を一元管理することで、日別タスク表と完全に連動させ、抜け漏れゼロで作業が可能になります。


🔹 メリット

  1. 案件状況を一目で把握
    • 締切、進捗、優先度がひと目で分かる
  2. 日別タスク表と連動
    • 「今日何をすべきか」が明確になり、作業効率アップ
  3. 信頼構築・フォロー漏れ防止
    • 提出や面談漏れがなく、継続案件・紹介案件を確保しやすい
  4. 独立後の安定収入に直結
    • 小~中規模案件を計画的に回すことで、初期~中期でも安定的に収入を確保

💡 まとめ

  • 「月次案件進捗表」と「日別行動表」を組み合わせることで、独立後でも抜け漏れなく案件管理が可能
  • 高優先度ターゲットから順にアプローチ → 日別タスク表で実行 → 月次進捗表で全体を管理
  • この管理フローが整えば、案件獲得・評価書提出・信頼構築の全サイクルを効率化できる

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