PMP試験の受験に関しては、会社単位で「PMI会員」として受験割引を受ける仕組みは基本的にありません。
以下のポイントを押さえておくとわかりやすいです。
1️⃣ PMI会員の基本は「個人会員」
- 個人単位でPMI(Project Management Institute)に登録します。
- 会員権利(PMP受験料割引・PMBOK最新版ダウンロードなど)は
登録した本人だけが使えます。 - 年会費:$129 + 初年度登録料 $10
2️⃣ 会社が関われる形
A. 会社が費用を負担する
- 社員が個人としてPMI会員になる際の年会費や受験料を
会社が経費として払うパターン。 - 多くの企業がこの形でサポートしています。
B. PMIの企業向けプログラム
- 「PMI Authorized Training Partner(ATP)」
- 社員教育や研修を提供するトレーニング企業が対象。
- 会社がATPになっても、社員個々の会員資格や受験割引とは別。
- 「Corporate Membership」(※日本ではあまり普及していない)
- 海外では企業がPMIと包括契約を結び、社内研修や資料利用を拡充する制度がありますが、
PMP試験の個人受験料が自動的に割引になる仕組みではありません。
- 海外では企業がPMIと包括契約を結び、社内研修や資料利用を拡充する制度がありますが、
3️⃣ 実務的な流れ
- 社員が個人でPMI会員に登録(会社が費用を負担してもOK)
- その会員IDを使ってPMP試験に申し込み
- 受験料は会員価格で決済
- 会社は経費精算で社員に費用を返す
✅まとめ
- 会社名義で会員登録して一括割引はできない。
- 会社ができるのは「社員が個人会員になるための費用支援」や
「研修・ATP契約」などのサポート。 - 受験割引を受けたいなら必ず本人がPMI個人会員になる必要があります。
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