複数暗号資産対応のGoogleスプレッドシート作成


1️⃣ スプレッドシート概要

  • 目的:BTC・ETH・XRP・LTCなど複数暗号資産の購入価格、日次終値、評価額、利益/損失を管理してリスク判断・売買判断に活用
  • 形式:Googleスプレッドシート(Excelでも同様に使用可能)

2️⃣ シート構成(列)

内容計算式例
A日付手入力またはAPI自動取得
B暗号資産名例:BTC、ETH、XRP、LTC
C終値(円)CoinGecko等からCSV貼り付け/自動取得
D保有量購入数量
E購入単価(円)手数料込みで入力
F評価額(円)=C2*D2
G利益/損失(円)=F2-(D2*E2)
H損切りライン(円)任意設定
I利益確定ライン(円)任意設定
Jコメント条件付き書式で損切り/利益確定を色付け可能

3️⃣ 利用方法

  1. 暗号資産ごとの購入情報入力
    • 購入単価・数量・手数料を入力
  2. 日次価格入力
    • CoinGecko、CoinMarketCapなどのCSVを貼り付け
    • または、GoogleスプレッドシートのWeb関数やAPIで自動取得
  3. 利益/損失自動計算
    • 評価額 = 終値 × 保有量
    • 利益/損失 = 評価額 − 購入額
  4. グラフ化
    • 折れ線グラフ:日付 × 評価額
    • 棒グラフ:日付 × 利益/損失
    • 損切りライン・利益確定ラインも表示可能

4️⃣ サンプルデータ(そのまま貼れる)

日付資産名終値保有量購入単価評価額利益/損失損切り利益確定コメント
2025/09/01BTC5,000,0000.25,000,0001,000,00004,500,0005,500,000購入
2025/09/01ETH350,0001350,000350,0000300,000400,000購入
2025/09/02BTC5,200,0000.25,000,0001,040,000+40,0004,500,0005,500,000評価増
2025/09/02ETH360,0001350,000360,000+10,000300,000400,000評価増
2025/09/03BTC4,800,0000.25,000,000960,000−40,0004,500,0005,500,000評価減
2025/09/03ETH340,0001350,000340,000−10,000300,000400,000評価減

5️⃣ ポイント

  • 資産ごとに日次の評価額と利益/損失を自動計算
  • 損切りライン・利益確定ラインを設定することで心理的リスク管理が可能
  • 複数暗号資産の合計評価額も計算でき、ポートフォリオ全体の管理に便利
  • Googleスプレッドシートなら、APIを使って価格データを自動取得できる

💡 補足

  • 初心者は、まずは 少額で複数暗号資産を購入して、このスプレッドシートで管理・練習 するのがおすすめです。
  • 価格変動が大きい暗号資産では、日々の損益を確認して心理的リスクを管理することが重要です。

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