災害時の自分でできる応急手当・対処方法

災害時には救急隊や病院にすぐに頼れない場合もあります。


🌟 災害時の自分でできる応急手当・対処方法 🌟


① 出血した場合

軽い出血

  • 清潔な布やティッシュで傷口を強く押さえる
  • 出血が止まるまでそのまま圧迫
  • 水で洗ってから消毒できればより安心

止血が難しい場合(多量出血)

  • 圧迫止血:手や布で強く押さえる
  • 高く挙げる:出血している手足は心臓より高く上げる
  • 止血帯(ベルトなどでも代用):腕・脚の出血が止まらない場合に使用
  • 圧迫しながらすぐ避難・救助を呼ぶ

💡イラスト案:布で傷口を押さえる、手を上げるポーズ


② 骨を折った場合

  • 動かさずに固定することが最優先
    • 木の枝・棒・厚紙で添え木を作る
    • タオルや布で腕や足をしっかり固定
  • 固定後は心臓より高く上げる(手や足の場合)
  • 激しい動きは避け、救助を待つ

③ 打撲・ねんざ

  • 打った部分は冷やす(ペットボトルに水を入れ代用)
  • 動かして痛みが増す場合は安静
  • 必要に応じて固定・包帯で圧迫

④ 火傷した場合

  • 火からすぐ離れる
  • 水で冷やす(10〜20分)
  • 水ぶくれは破らず、清潔に保つ
  • 包帯で軽く覆う

⑤ 気分が悪くなった場合

  • 息苦しい → 涼しい場所に移動
  • 意識がもうろう → 横にして安静、呼吸を確認

⑥ 傷や骨折などで動けない場合

  • 周囲に助けを求める(声・笛・スマホ)
  • 安全な場所で身を守り、動かず待つ
  • 出血・骨折は固定・圧迫・高く挙げるなど自分で応急措置

⑦ 日頃からできる準備

  • 応急手当セットの準備:ばんそうこう、ガーゼ、包帯、消毒液、三角巾
  • 応急手当の基本を家族で確認
  • タオルや棒など身近な物で固定する練習
  • けが・出血・火傷の応急手当マニュアルを見える場所に置く

💡 ポイントまとめ

  1. 出血 → 圧迫・高く上げる・止血帯
  2. 骨折 → 動かさず固定・安静
  3. 打撲・ねんざ → 冷やして安静
  4. 火傷 → 水で冷やす、清潔に
  5. 動けない場合 → 声・笛・スマホで助けを呼ぶ

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