海外で日本人が病気やケガで病院にかかる場合:医療費の目安:国や治療内容

海外で日本人が病気やケガで病院にかかる場合の医療費の目安は国や治療内容によって大きく異なります。以下に代表例と目安を整理します。


1️⃣ アメリカ(例:ラスベガス)

外来診療(軽症・風邪など)

  • 診察料:$100~$300(約1.5万~4.5万円)
  • 処方箋薬:$20~$100(約3,000円~1.5万円)
  • 合計:約1.8万~6万円

救急外来(ER)利用

  • 診察料:$500~$1,500(約7万~22万円)
  • 検査(血液・レントゲンなど):$200~$2,000(約3万~30万円)
  • 処方薬:$20~$200(約3,000円~3万円)
  • 合計:約10万~50万円以上
    ※症状・検査の内容によっては100万円を超えることもある

入院(1泊あたり)

  • 一般病棟:$2,000~$5,000/日(約29万~73万円)
  • ICU(集中治療室):$5,000~$15,000/日(約73万~220万円)
  • 手術・麻酔・検査は別途請求
  • 10日間入院すれば数百万円以上になることも

2️⃣ ヨーロッパ(例:イギリス、フランス)

  • 国によって公的医療がある場合あり(EU加盟国は条件あり)
  • それでも外国人は自己負担が基本
  • 外来診療:€50~€200(約7,500円~3万円)
  • 入院・手術:€1,000~€5,000/日(約15万~75万円)
  • アメリカよりはやや安い傾向

3️⃣ 東南アジア(例:タイ、シンガポール)

  • 外来診療:$20~$100(約3,000円~1.5万円)
  • 入院:$100~$500/日(約1.5万~7.5万円)
  • 日本人が安心して通える国際病院はアメリカより割高

4️⃣ 海外で医療費が高額になる理由

  1. 医療費の自己負担が全額
    • 日本の健康保険は海外では使えない
  2. 救急・入院費用が高い
    • 特にアメリカは救急・検査・入院費が非常に高額
  3. 薬・検査・手術が個別請求
    • 医療費の明細は項目ごとに請求される

5️⃣ 海外での安心対策

  • 海外旅行保険に加入する
    • 治療費・入院費・手術費をカバー
    • アメリカでは最低でも1,000万円以上の補償が推奨
  • クレジットカード付帯保険の確認
    • 一部のカードは短期旅行の医療費をカバー
  • 現金持参は少額に
    • 大部分はカードや保険で支払う

💡 目安まとめ(アメリカ)

受診内容医療費目安
軽い外来診療$100~$300(約1.5万~4.5万円)
救急外来$500~$1,500+検査費(約7万~22万円)
入院(一般病棟1日)$2,000~$5,000(約29万~73万円)
入院(ICU1日)$5,000~$15,000(約73万~220万円)

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