スマホでの詐欺被害は、被害の種類(お金・個人情報・アカウント)によって対応が変わります。順序立てて、具体的にやるべきことをまとめます。
1. 金銭被害(銀行・カード・電子マネー・ギフトカード)
- 取引停止・凍結
- 銀行口座 → すぐ銀行に連絡して口座凍結
- クレジットカード → カード会社に連絡して利用停止
- 電子マネー・PayPay・Amazonギフト → サポートに連絡
- 支払い停止依頼
- 銀行振込の場合、可能なら振込停止申請
- カード決済はチャージバック(返金)申請
- 警察への相談
- 最寄りの警察署「サイバー犯罪相談窓口」に連絡
- 被害届の提出(金融被害の証拠になる)
- 証拠保存
- メール・SMS・チャット画面のスクショ
- 振込明細・取引履歴
2. 個人情報流出(ID・パスワード・マイナンバー)
- パスワード変更
- メール・SNS・ネットバンクなど、すべて変更
- 同じパスワードを使い回していた場合はすべて変更
- 二段階認証を有効化
- SMSや認証アプリを利用
- 金融機関への連絡
- クレジットカード・銀行口座の不正使用監視
- 身元盗用に注意
- 不正ログインや勝手な契約に警戒
- 必要に応じて「個人信用情報機関」に相談
3. SNS・アプリアカウント乗っ取り
- アカウントのパスワード変更
- 乗っ取られた場合は復旧手順を公式サイトで確認
- 友達・フォロワーに注意喚起
- 「詐欺DMが送られる可能性あり」と伝える
- ログイン履歴・不審操作の確認
- アカウントの不正アクセス履歴を確認
4. 警察・公的機関への相談
- 警察相談窓口
- サイバー犯罪相談窓口:#9110(ナビダイヤル)
- 消費生活センター
- 詐欺被害の相談・返金支援の情報提供
- 国民生活センターサイト
- 詐欺事例や対応マニュアルあり
5. 被害拡大を防ぐ行動
- メールやSNSを削除して、リンクを絶対にクリックしない
- 被害内容を家族・周囲に共有して、同じ詐欺に遭わないよう注意喚起
- 怪しいメール・SNSはスクショ保存して報告用に取っておく
💡 ポイントまとめ
- まず「被害の拡大防止(口座・カード停止)」
- 次に「証拠保存・警察・消費生活センターに相談」
- その後、パスワード変更・二段階認証・周囲への注意喚起
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